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北上市社会福祉協議会主催 合同研修会 in さくらホール

みんなで考える、権利擁護のまちづくり

2月25日(月)、ふれあいデイサービス事業関係者・福祉協力員・その他福祉関係者を対象に、合同研修会が行われました。

さくらホール中ホールで行われた今回の研修会ですが、大勢の方が参加し席はほぼ満席状態でした。

演題は「みんなで考える、権利擁護のまちづくり」~成年後見制度の理解と活用に向けて~と題し、大阪市福祉局生活福祉部地域福祉課の相談支援担当課長 向井順子氏による、後見制度についてのお話がありました。

成年後見制度は、高齢者・認知症・知的、身体的障害など判断能力を欠く状況にある方のために、お金の管理・契約などの法律行為を本人に代わって援助してもらえる制度です。その活動をする方を後見人といい、民生委員の活動と似ている部分はありますが、本人の財産管理を行うので一歩踏み込んだ働きがあるそうです。

終末期は、何らかの支援を受けながら住み慣れた土地・我が家で過ごしたいという方々が増えているそうで、誰もが安心して暮らせることをめざす地域福祉活動として、この後見人は必要となっているそうです。

一人暮らし世帯が増えている中、このような制度の活用で財産運用を上手くやっていただければそれも安心なのかなと感じました。地域見守り活動に加え、財産管理を各専門職でやってもらえるというこの事業は、まだまだ知らない方が多いのではと感じました。

北上市でも取り組んでいるそうなので、お困りの事があれば相談してみるのもいいと思いますよ。

困り事があればすぐ相談を!!
北上市社会福祉協議会 64-1212 

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