くちない出前寄席
響き渡った口話と笑いと歌!
9月14日(金)今年度の出前寄席が、開催されました。
農作業等が忙しかったためか、来場者が少なく大変残念でした。
今回の演者さんは、講談の一龍齋貞橘さん(真打)と落語の林家きく麿さん(真打)のお二方でした。
「講談」は、独特の喋り調子と小道具の使い方で、話が進んでいきます。演者の前に置かれている釈代と言われる机と、手に持った扇子(貼り扇)を使い、話の流れにそって時折パン・パンと響かせ調子よく語ります。
今回の演目は、天才軍師と称された「黒田官兵衛」が槍を借りに言った先で、下戸と言いながらも大酒を呑んでしまった話・・・
「講談」には、長い話が多く、一回では語りきれず、「切れ場」といい、次回に引っ張るそうです。
落語の演目は、「蛇含草(じゃがんそう)」、 餅を大食いした男が、かねて隠居にもらってあった「蛇含草(じゃがんそう)」なる「消化薬」をこっそり飲む話・・・
50個なら大丈夫といい、餅を食べていく得意そうな顔をみせる様子が、最高でした。
最後は、歌手の小林旭さんの声にそっくりな、林家きく麿さんが、歌で締めくくり、会場は、大きな笑いに包まれ楽しみました。