地域づくり研究生「大内裕太の部屋」

ご無沙汰しております。

昨年の今頃、口内でのフィールドワークの成果を論文にまとめ、投稿しました。

今は次の挑戦として、「お金がなくても地域づくりを成り立たせる」秘訣を探っています。

北上市内の地区は、口内を含め、行政や協議会からの財政的・人的な支援が充実しています。

そのおかげで、多様な行事が実現しています。

人・もの・情報などを動かすためには当然、時間と共にお金が必要です。

でも一方、予算が少なく、交付金も限られ、職員も2人だけという地域も北上市外に存在します。

そうした地域でよく聞くのが、「なんで北上だとこんなにできるの?」という驚きの声です。

しかし、それを「お金があるから」で片付けるのは早計です。

青森県内のある市の地区では、限られた予算と2人の職員で「ラジオ体操」「ウォーキングまつり」など多機能なイベントをしています。

秘訣を尋ねると、「人のつながり」「明るい挨拶」「普段からの関係づくり」という答えが返ってきました。

人口減少や行政サービスの縮小が懸念され、お金頼りの地域づくりを今後できなくなるのでは、という事からでした。

「円」では買えない「縁」に支えられている地域も、たしかにあるのです。